胸が締め付けられます。いま私たちには何ができていま被災された方たちは何を望んでいるのだろうか。熊本とは遠く離れたところであれこれと想像するしかないもどかしさを感じています。
3.11の東北の大震災の時ずっと書き続けていたブログの原稿をさっき読み返してみました。
今と同じように被災者の人たちが本当に望んでいる支援について悩んでいました。
思い切って直接、被災された方に、ざっくばらんに「今、一番ほしいものは何?」と尋ねてみたのです。
その答えは水でもおにぎりでも衣類でもなく、なんと「お金」と「家」でした。
けれど驚くことはなく被災して働く場所や住む家をなくしてしまった人が望むのが「お金」と「家」であるのは
考えてみれば至極当たり前のこと。
支援物資の衣類や食料をいくらたくさん積まれてもそれは一時の気休めですからね。
本当に必要なものはお金と家だというのならその願いをできるだけ叶えることがボランティアの使命なのだろうと、
支援金を集め、トレーラーハウスやドームハウスを被災地へと運びました。
熊本は今は、ある種のハイテンション状態でその日一日を生き延びることで精いっぱい。
でも、やがてひと段落したとき、望むのはやはりお金と家になるのだと思います。
熊本地震の発災と同時に富士河口湖のトレーラーハウスの備蓄基地、
レスキュー ビークルパークにある10台のトレーラーハウスを、さっそく熊本まで運ぶ段取りに取り掛かりました。
移送に当たっての費用や交通道路関係の許認可、国や市町村との協議など大変ではありますが、粘り強く
しっかり動いて活動しています。
被災地へお金と家(トレーラハウス)を届ける「レスキュー熊本 プロジェクト」を立ち上げました。
どうか再びみなさんのご支援、ご協力を!
NPO法人 河口湖自然楽校まで
www.ks-gakkou.org
迅速な出動支援をおこなうために、「生きるチカラ支援金」のご寄付を募集いたします、
ご支援、ご協力をお願い致します。
◆ご寄付は下記まで
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山梨中央銀行 小立支店(コダチシテン)
普通 291383
NPO法人河口湖自然楽校
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